2018年5月7日月曜日

こうもり総稽古


今年のガレリア座は大忙しです。5月に「こうもり」、9月に「小鳥売り」と、黄金世代のオペレッタを2本立て続けに上演します。本当は「小鳥売り」だけのつもりで準備を進めていたのですが、日本ヨハン・シュトラウス協会管弦楽団さんから、40周年記念公演としてオペレッタ「こうもり」をピットに入って演奏したいというご要望をいただき、ではひと肌脱ぎましょうと相成った次第。ですので、今回ピットに入るのはガレリア座管弦楽団ではありません。いわば交流試合。どんな化学反応が起こるかとても楽しみです。公演は今月27日、江戸川総合文化センター大ホールです。総武線の新小岩駅からバスか、少し歩きますので、時間に余裕をもっておいでください。あ、そうそう。今回はシュトラウス管弦楽団さんの仕切りなので、なんと、入場料は無料!自由席ですので、きっと開場前から並ぶと思います。そういう意味でもお早めにお越しください(ちなみにチケットも発行していません)。さて、その公演の総稽古が黄金週間最終日の56日に行われました。いつものガレリア座だけの手慣れた総稽古とは異なり、会場は緊張感に包まれます。オーケストラにとってみれば、歌に、芝居に、踊りにと、一筋縄では済まないオペレッタの舞台。ポイントを絞った抜き稽古でも、なかなか呼吸の合わない箇所が潰れてくれません。それでも良い舞台をお客様に!という思いがいつしか全体を熱く包み、指揮者の鷲見先生の気合も皆に十分に伝わっていきました。もちろん多少のキズはありましたが何とか通し稽古も終了。本番に向けての準備は順調です。
ロザリンデ、アデーレ、アイゼンシュタインの三重唱
オルロフスキー公パーティーのシーン
シュトラウス協会19世紀舞踏研究会による華やかなワルツも!


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