2020年5月16日土曜日

きよしこの夜


今頃どうしてクリスマス?と笑われそうです。連休に外出できなかったのを良いことに身の回りの整理をしました。整理って、始めるとこれが作業膨大でなかなか終わらない。このところCD紹介に終始しているのもそのため。整理しているうちに懐かしいCDに出くわすのです。ザルツブルク近郊にオーベンドルフという小さな町があります。ここが有名なのは、「きよしこの夜」が生まれた場所だから。地区教会だったニコラウス教会の若き神父ヨセフ・モールが1818年のクリスマスのミサのためにと詞を書き、友人の音楽教師フランツ・クサヴァー・グルーバーが作曲したのが「きよしこの夜」でした。ニコラウス教会の跡地には現在、小さなチャペルが建てられています。小さな博物館のなかのお土産CDがこれです。演奏はオーベンドルフ・リーダーターフェル合奏団と合唱団。つまりは町の音楽隊です。とても良いです。温かい気持ちになります。幸せの尺度はそれぞれ。今年のクリスマスに再訪できるといいな。
ほっこりします

現在の小さなチャペル

小さな祈り

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