2018年6月23日土曜日

武蔵野うどん


ラーメンが国民食になる前から、日本には蕎麦、うどんという素晴らしい麺文化がありました。ブームというにはあまりに日常で、ブームと捉えるのも気恥ずかしいくらいにそれは普段の食卓でした。まだ私が幼稚園、小学生のころ、父方の祖父の実家、埼玉の毛呂に墓参りに行くたび、本家の叔母さんたちが食べきれないほどのうどんを出してきて、いっぱい食べろと勧めてくれたのを懐かしく思い出します。ごわごわ、もちもちしていて、不揃いで。あれが《武蔵野うどん》との出会いだったのです。

今、武蔵野うどんはご当地グルメの一つとして盛り上がってます。多摩、埼玉の地の粉を使用した、基本、盛りうどん。肉汁につけるのも名物です。何度か訪れている《みんなのうどんや》も名店の一つ。西武池袋線清瀬駅から1キロの住宅地にあります。地元の人が天婦羅だけ買いに来るような、地域密着のうどんやさんです。少食になってしまった私は、女性標準の4玉(男性は5玉)+ちくわ天(名物のかき揚げは正午で完売)をいただきました。つけ汁のお出汁を一口、これが旨い。素朴なうどんも勿論美味です。でも、うどん数本残してしまいました。たぶん現在の胃ではミニの3玉が正解だったかも。美味しいのでついつい欲張ってしまいます。大満足のお昼でした!
肉汁うどん4玉+ちくわ天

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