主宰のひとりごと
2018年9月26日水曜日
ヴェネツィアの思い出
この夏、ザルツブルクにいる妹の家から列車でヴェネツィアに行きました。車で行くことも考えたのですが、バカンス時期なので道路の混雑を心配して列車に決めました。久しぶりの列車旅。車内販売に来た若いオーストリア人の女の子が、レシートのことを日本語で何て言うか訊いてきて、不思議な娘だと思ったら、日本語を勉強しているらしく、しばらく日本語での会話を楽しみました。以前、ブリュッセルの美術館のミュージアムショップでも超可愛い女の子のスタッフに、いきなり日本語で「●ユーロになります。」と言われて楽しかったことがあったけれど、日本語を勉強している若者、多いみたいです。ヴェネツィアは日本ほどではないけれど、ヨーロッパにしては手ごわい暑さでした。水の都とはいえ、日本のような湿気がなく、それだけでも楽なのかもしれません。胃が小さくなっても、食道楽の私。3泊4日のうち2回、夕食に通ってしまったのが、サン・バルトロメオ広場から路地を入ったところにある、
Rosticceria Gislon
。地元店です。リストランテでもオステリアでもなく、まさに惣菜屋さんで、少し食べられる場所もある、そんなお店。近所のおじさん、おばさんが夕食の惣菜をグラム単位で買いにきたり、地元のお兄さんお姉さんが酒のつまみを買いにきたりするお店。ふらりと入ったのですが、前菜盛り合わせの盛りの良さと、その旨さに脱帽。1回目で満腹となり食べられなかったモッツァレッラのフライ、これを食べずに日本に帰るわけにはいかない!と翌日も通った次第。そこの気のいい親爺さん(僕は勝手に見た目で“源さん”と命名)が、混雑していた翌日、私たち家族を見て、ちょっと脇の席を作ってくれました。源さん、大好き。大ファンになって、超片言のイタリア語で、また絶対来るからと約束してきました。
もう絶対に美味しいモッツァレッラのフライ
リアルト橋から よく見ると虹が二重に!わかるかな?
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