2020年4月25日土曜日

思い出に浸る


不要不急の外出…なんて特にないので、この機会に買いだめてあるCDを聴き漁っています。今日もその中から。2018年の年末にイタリアのヴェローナに行きました。仕事仲間の指揮者アンドレア・バッティストーニのご実家です。美味しいレストランを彼から教えてもらい、とても楽しい旅でした。2020年のヴェローナ音楽祭は彼の出番が多いそうなので、できれば再訪して音楽祭に行きたいと思っていたのですが、このコロナ禍でどうなるのかしら。ザルツブルグ音楽祭は5月に開催の有無を決定するそうです。オーストリア国内は収まるとしても、海外からの客を見込んでいる夏の音楽祭だから、ヨーロッパどこでも開催は難しいのではないでしょうか。2018年のヴェローナで買ったのが、2016年の音楽祭のハイライトCD。僕はこの類を“お土産CD”と言って、あまり手を出さないのですが、「トゥーランドット」をバッティが振っていたので、おお!と思わず購入。“お土産CD”ですが、演奏は一流。「アイーダ」はダニエル・オーレンの指揮。「椿姫」はカルロ・リッツィの指揮と、とても贅沢。良いとこどりなので、聴き休む暇がないですね。バッティの「トゥーランドット」は、カルロ・ヴェントレの輝かしいアリア「誰も寝てはならぬ」が聴きものでした。いつの日か、あの美しいアレーナで聴けることを願うばかりです。

円形劇場アレーナ

有名なジュリエットのバルコニー

贅沢なラインアップのお土産CD

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