2020年2月8日土曜日

ブリティッシュ・ナイト余話 その3


今回の「ベルシャザルの饗宴」には、新宿文化センターの誇る巨大なパイプオルガンが参加しました。わが国最初の本格的なカヴァイエ・コル型の大オルガンです。パイプ総数は5061本。ストップ数は70。フランスの歴史的名器を長年にわたり修復してきたアルフレッド・ケルン社の親方ダニエル・ケルン氏によって作成されました。「ベルシャザル」では、新宿文化センター専属オルガニストの高橋博子さんが、この名器をめいっぱい鳴らしてくれました。私もオケ合わせに立ち会わせていただき、オルガンとオーケストラのバランスをチェックしました。マエストロ・バッティストーニが引き出すオーケストラと合唱の迫力がものすごく、大オルガンもかき消されるくらい。高橋さんには、「大丈夫、もっとガンガン出していいです!」と促して、オルガンもフルスロットル。ホールいっぱいに大音響が渦を巻く、ウォルトンの壮絶な音楽絵巻を描き出しました。ご来場いただいた皆様は、オルガンの威力をご堪能いただけたのではないでしょうか。
新宿文化センターの大オルガン

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